新聞勧誘で嫌な思いしたことがあるので、基本的に在宅中にチャイムが鳴っても出ない。
宅配便や出前など、来ることが分かっている場合は出るけれど、たまに忘れててスルーした後に不在票投函の音で気づくが時すでに遅し、ということがある。
こんな時ドアモニターがあればいいのにな、と思う。
以前住んでいたところにはついていた。今のところにはついていない。
同じマンションの空き部屋のインターフォンがモニタ付きになっていたりするので順次取り換えてはいるようだが、配線作業の問題から、人が住んでいる間には取り換えられないのではと思っている。
ドアスコープモニターという商品は存在している。
ドアスコープにマグネットでつけるだけ、無線で飛ばして手元で確認できる。
なんかもう、これでいいんじゃないかな、といった趣だが違う、違うのだよ。
チャイムが鳴った時に反応して自動で表示してほしいじゃん、外出中に来客があった時に通知して画像確認とかしたいじゃん!
友達が来ることなんてないから気にしないでいいだろとか言うなよ悲しいじゃん!
というわけで自作することにした私は、Raspberry Pi Zero WHとRaspberry Piカメラモジュールv2その他を注文したのである。
ありがとうみんなの味方、秋月。
Raspberry Piカメラモジュールv2にはフォーカス調整冶具がついていて、フォーカス調整ができる。
時計回りに回すと遠方にフォーカスがあたって、反時計回りに回すと近方になるらしい。
面白がって反時計回りに回してたらレンズがポロっと外れてしまった。そりゃそうだよね。
慌ててレンズを付け直し、カメラの画像を見てみたところ…
何か割れた感じに。
ライト周辺の天井を写しているだけで、ライトと天井以外のものはない。
レンズが外れて落ちた時に壊れたのか、付け直した時にきつく締めすぎたのか、何にしろ明らかに壊れている。
こうしてカメラ1つをお釈迦にしてしまった私は、急遽秋葉原へと旅立ち、新しいカメラを調達してきたのであった。
続く。